せんだい雑記

いち楽天イーグルスファンの独り言...

甲子園のスター選手の「球数ランキング」(安楽智大と金農の吉田輝星くんの「投げ過ぎ」について考えてみた。)

安楽智大と「投げ過ぎ」

安楽のピッチングを見ていると、やはり高校時代の投げ過ぎが関係しているのかと心配になってくる。

高校時代に150キロ台後半のボールをビュンビュン投げていたピッチャーが、脂の乗ってきた21歳になって、しかも結果を求められる1軍のマウンドで、130キロから140キロ台のボールを武器に闘っている姿はやはり異常である。

ピッチャーの肩は消耗品とよく言われるけど、安楽の場合は高校時代に消耗しちゃったということになる。

で、心配なのは安楽のことじゃない。金足農業の吉田輝星くんのことであるw。

金農の吉田輝星くんは大丈夫か?

金足農業が地元・秋田の代表校ということもあって、ついつい「楽天イーグルスに吉田輝星がほしい」なんてはしゃいでしまったけれど、「投げ過ぎ」という点では吉田くんも負けてない。

...というか、甲子園での球数は安樂よりも上だったりする。
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ネットで調べてみたらこんな具合である。*1

  • 安樂智大 772球(2013年春5試合計)
  • 吉田輝星 878球(2018年夏6試合計)

果たして吉田くんは安楽のようにならない保証はあるのか、そこが問題だ。

他にもこんなに「投げ過ぎ」ピッチャーが....

他にも甲子園のスター選手の中には「投げ過ぎ」ピッチャーが多くいる。

ダントツはこの人。ハンカチ王子こと斎藤佑樹である。

  • 斎藤佑樹 948球(2006年夏7試合計)

斎藤佑樹といえば、我らがマー君こと田中将大との投げ合いが有名だが、マー君も結構投げていた。

  • 田中将大 658球(2006年夏6試合計)

この6年後、阪神の藤浪くんなんかは春夏ともに結構投げているんだよね。

  • 藤浪晋太郎 516球(2012年夏4試合計)
  • 藤浪晋太郎 659球(2012年春5試合計)

怪物と言われたこの人たちも「投げ過ぎ」ピッチャー

甲子園では怪物と言われたこの2人も結構投げているんだよね...。

  • 松坂大輔 767球(1998年夏6試合計)
  • ダルビッシュ有 505球(2003年夏5試合計)

「投げ過ぎ」ランキング(甲子園のスター選手編)

上にあげたピッチャーを球数の多い順に並べてみるとこうなる。

  1. 斎藤佑樹 948球(2006年夏7試合計)☓
  2. 吉田輝星 878球(2018年夏6試合計)?
  3. 安樂智大 772球(2013年春5試合計)☓
  4. 松坂大輔 767球(1998年夏6試合計)◎
  5. 藤浪晋太郎 659球(2012年春5試合計)△
  6. 田中将大 658球(2006年夏6試合計)◎
  7. ダルビッシュ有 505球(2003年夏5試合計)◎

後ろにプロ入り後の活躍ぶりをつけてみた(◎大活躍、△判定不能、☓ぜんぜん駄目)。ま、サンプルが少ないからイマイチ参考にならないかもねw。ただ、甲子園に勝ち上がってきたという時点で他の大会でも投げる機会は相当多かったはずである。つまり、甲子園以外での球数もほぼ比例すると見ていいw。

あと、「○そこそこ活躍」というレベルの選手がいないように見えるのはサンプルが偏っているせいだと思う。悪しからず。

なんだかんだと書いたが、ひとつ言えるのは、吉田くんの800球越えは結構すごい数字だということだ。安楽よりも投げている。

まとめ

これは希望的観測と割り切って書くのだが、球数が多いからといって皆が活躍できないわけではない ということだ。松坂大輔、田中将大、ダルビッシュ、そうそうたる「投げ過ぎ」メンバーがプロ入り後に活躍している。

単なる「球数」だけの問題ではないのである。で、吉田くんは大丈夫という希望的観測でいろいろ考えてみた。

吉田くんは大会途中に股関節の痛みを訴えるということがあった。これは肩や肘の痛みを訴えることと比べて良いことなのか悪いことなのか素人では判断しかねる。

素人の思いつきだけで言うと、下半身を使って肩や肘に負担がかからないように投げていたと考えたいところなんだけどどうだろう...。

吉田くんが高校3年間で故障で戦列を離れていたといった話は聴こえてこない。安楽との一番の違いはここじゃないかな。

それに肩や肘の故障は「球数の多さ」だけではないだろう。「フォーム」なども大きな要因の一つに違いない。

いくら球数が少なくても肩や肘に負担のかかる無理なフォームからのピッチングを続けていれば消耗度は上がるような気がする。この点、吉田くんは指導者に恵まれていたと言えるのではないだろうか。

ピッチャーとしてはそれほど大きくない身体からあれだけ切れの良いボールを投げていたわけだから、フォーム自体は悪くなかったと考えられる。つまり球数ほど肩や肘への負担は大きくなかったのではないか。

吉田くんの場合、甲子園では800球を超える球数、地方大会も一人で投げぬいたようで636球という記録がある。球数は半端ない数字だけど、それほど損傷は酷くない、そう思いたいね。

u-18では本来のピッチングは見せられなかったけど、決して投げ過ぎからくる故障が原因ではないと思いたい。そのことを今月末からの国体で証明してほしいと願うばかりである。
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