せんだい雑記

東北楽天ゴールデンイーグルスを応援するブログです。

イーグルスは嶋基宏から「卒業」できるのか...

嶋基宏が出ていない

ここ3試合、嶋基宏の名前がスタメンから消えた。

途中出場もない。マスクは最初から最後まで西田とのトレードでソフトバンクから移籍してきた山下斐紹がかぶった。

  • 嶋は怪我をしたのか。でも、そんなニュースは見ていない。
  • ソフトバンクに3連敗して、平石イーグルスは若手起用へ切り替えることを示唆していた。まずはキャッチャー(嶋)をなんとかしたい....そういうことか。

嶋のいないイーグルスについて考えてみた。

イーグルスにとっての嶋の存在感

今シーズンも嶋基宏イーグルスにとって別格の存在だった。嶋基宏も34歳、出場選手の中では今江年晶35歳、藤田一也36歳、渡邉直人37歳らに次ぐベテラン選手である。

それでも今江や藤田や直人らが休み休み使われているのに比べ、嶋はずっと一人でマスクをかぶってきた。一時期、併用されていたかに見えた足立が一気に劣化、ほとんど目立たない存在になるともはや代わりはいなかった。

他所のチームのキャッチャーが若返る中、いつまでも嶋じゃないよなあ、と思いつつも、

  • 怪我もしない
  • 勝負強い流し打ち
  • 盗塁阻止率アップ(今シーズンになって見違えた。)

とやはり嶋の存在感は別格だった。

それにこの人の場合はプレーヤーとしての存在感だけでなく、チームの精神的支柱としての存在感も大きいよね。若い顔ぶれが目立つようになってきたリリーフ陣も緊迫した場面に嶋が受けていると少し安心だ。

早く嶋の後継者を作らねば...。そんな中で出てきたのが山下斐紹だった。

ところがこの山下も嶋の代わりとなるとベンチからもナインからも「後継者」というところまでの信頼は得られずにここまで来てしまった、...というのがこれまでの印象である。

嶋をはずしてみたら...

さて、ここ3試合に嶋はマスクをかぶっていない。その最初のゲームはソフトバンクとの第3戦、古川が先発したときである。古川が先発のときは嶋ではなく山下がマスクをかぶることはこれまでにもあった。なので、特になんとも思わなかったけど、今考えるとこの頃から離乳食ならぬ「離嶋ゲーム」は始まっていたのかもしれない。

で、このときはソフトバンクに惨敗。

でも、この敗戦と嶋が抜けたこととを結びつけるファンはほとんどいなかったのではないかな。古川のもう一つ抜けきれないいつもの迷い(考え過ぎ)のピッチングで自滅しただけ、そんな感想だった。
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で、その次のゲームも嶋はマスクをかぶらなかった。このときの先発は辛島。最後は逆転勝ちしたが、このときは辛島から森原 、宋家豪 、高梨 、青山 、松井裕とリレー、全員を山下一人が受け持った。

嶋抜きのゲームはこれで1勝1敗だ。

いよいよ則本昂大

そして、オリックスとの第2戦。先発は則本昂大だった。イーグルスの元エース、いや、今もエース(であってほしいと多くのファンが願う存在)である。そして則本の正妻といえば、嶋基宏...だったはずが、このゲームでも嶋はマスクをかぶらなかった。マスクをかぶったのはこの日も山下だ。

で、結果はというと、則本が8回まで無失点、9回を松井裕が抑えて勝利した。

しかも則本はこのゲームで14奪三振を記録し、通算37度目の二桁奪三振とした。これはヤンキースマー君に並ぶ記録だそうだ。

嶋基宏からの卒業

則本がゲーム後に「久しぶりにチェンジアップが良かった。斐紹(山下)が引き出してくれた」とコメントしていたが、これを嶋基宏からの卒業宣言と見ると俄然面白くなる。

これまでまったくエースらしいピッチングを見せられずに来ていた則本だったが、何かきっかけを求めていたのかもしれない。そのキッカケを山下に求めたとしたら、今回は成功である。

たまたま相性の良かったオリックスが相手だったこと、9回まで引っ張らずに8回で松井裕へスイッチしたこと、今回の成功の裏には幾つかの要因がありそうだけど、その一つにキャッチャー山下があってもいいはずであるw。

則本と山下は初のバッテリーだったが、最後まで嶋がマスクをかぶることはなかった。この前のゲームでは松井裕が山下相手に復調の兆しを見せていたが、いよいよ則本も嶋から卒業するのか...、そんな感じに見えた。
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まとめ

山下は最初にも書いたとおりバッティングにはたしかに光るものがあるけど、キャッチャーとしてはまだまだ嶋に遠く及ばないイメージがあった。それが今回の則本とのバッテリーでやや見直された印象を受ける。

嶋抜きのゲームはこれで2勝1敗。

今日の日ハム戦は先発が岸孝之と発表されている。岸はガチガチの嶋基宏のピッチャーだが、はたしてここでも嶋はマスクをかぶらないのだろうか。

今回も嶋がマスクをかぶらず、それでも快勝ということになると、wエースと守護神の「嶋卒業」だけではなく、イーグルス自体がいよいよ「嶋からの卒業」へ舵を切ったと見ていいだろう。

なんちゃってねw。