せんだい雑記

東北楽天ゴールデンイーグルスを応援するブログです。

6点リードからの必勝リレーが何故崩壊したのか?

絶対に負けてはいけない試合

19日のロッテとの第3戦。

  • E7−8M

「絶対に負けてはいけない試合だった」とゲーム後に平石代行がコメントした。この敗戦で自力CS進出が消滅したというが、このコメントはそのことばかりを指しているわけではなかったろう。

6点リードという状況の中で負けてしまったことを言っているのだと思った。

先発の辛島は6回途中、5点リードで降板した。後を受けたのはソン、7回まで無失点でリリーフ、余裕の展開だった。

7回に1点追加し、6点リードで迎えた8回。必勝リレーはソンのところから始まっていたわけだが、6点という大量リードでバトンを受けたのは、クリーニング手術から復帰したばかりの森原だった。

6点というリードは、陸上競技のリレーで言ったら2位にどれくらいの差をつけてバトンを受け取った感覚だろうか。軽く流しても1位のまま次の走者にバトンを渡せる距離なのは間違いない。現に森原は「6点差→3点差」と間の距離は縮められたがリードはしたまま最終走者のハーマンへバトンを渡した。

いや、正確には高梨という別の走者を入れてどうにかこうにかバトンを繋いだという展開だった。陸上のリレー競技にはあり得ない展開ではあるが、野球だからいいのだw。

さて、8回の走者である森原に何が起こったか。

森原に何が起こった...

森原は先頭の中村をいきなり四球で歩かせると続く井上と角中に連続ヒットを打たれ0アウト満塁という完全に呑まれた展開にしてしまった。そして鈴木、根元と続けて犠牲フライを打たれ2失点である。次の田村にもヒットを打たれ平沢を迎えるタイミングで高梨にスイッチした。

その高梨も変だった。平沢に送られた代打の清田に対し、いつになく慎重だった。森原もそうだったけど、どこかこわごわ投げているような印象を受けた。

清田が四球を選んでいたらいい勝負だったかもしれないが、清田は攻めていたね。ボール球をタイムリーにされて3点目を献上した。次の岡の当たりはファーストゴロだったが、あれは銀次でなければヒットになっていただろうという強い当たりだった。高梨も完敗だった。

どうしたハーマン

そして9回のハーマン。
ハーマンは前日のゲームから兆候が見えていた。それでもさすがに3点差は大丈夫だろうとマウンドへ送ったのだと思うが、ストライクでも良さそうなボールを(ストライクに)取ってもらえないジャッジで狂いが生じ始めた

2番藤岡始まる打順、3番中村、4番井上と3連打、0アウトで2点差にされた。次の角中のショートゴロで1アウトになるが、その間に追加点、1点差まで詰められた。こうなると、以前の「僅差でハーマンは危険」状態である。次の鈴木で同点にされ、根元で逆転された。

野球の「流れ」とはこういうものである。
これまで完全無欠のストッパーだったハーマンも自分ではこの流れを止められない。止められるのは監督だけなんだが、平石代行は動かなかった。「絶対に負けてはいけないゲーム」と位置づけていたはずが、動かなかった。「動けなかった」のかもしれない。

連日の救援失敗はハーマンに嫌なイメージだけを残ってしまった感じだ。次の登板も投げさせてみないと分からない心配な状況になってきた。
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森原投入は誤算だったか

今思えば、9回の流れを作ったのは8回の森原だったことになる。8回の森原投入は誤算だったのか。

青山で一度失敗していた(あのときは森原で行けば良かったと思った。)のと、6点という得点差からの森原選択だったかもしれない。この選択は当然といえば当然だった気がする。

松井裕樹という選択肢もあった。ただ、近藤の初勝利を消してしまったショックが残っていたことを考慮したのかもしれない。消去法で「森原」だった。この起用は責められない。

何故かロッテ戦は今江の判定でミソが付く?!

今江の打球をファーストの井上がファウルグランドでキャッチ、これがワンバウンドしていた打球だからファウルボールなのかノーバウンドの打球だからアウトなのかで審判団が協議するという場面があった。

ビデオ確認すれば明らかにノーバウンド、アウト判定で良いはずだったが、この手のプレーに関してはリプレー確認をしないルールになっているらしい。最終的に審判はファウルの宣告をした。

ロッテの井口監督は猛抗議するも一度出した判定は覆らなかった。

テレビ観戦中の私には明らかな誤審だと分かったわけだが、そんな中でゲームはイーグルスに優位に展開する。後味の悪さを引きずりながらゲームは終盤を迎えたが、野球の神様はさすがにすんなりとは終わらせてくれなかったね。

終盤の逆転劇という形でこのときの歪みが修正されたのかな、そんなことを考えていた。