せんだい雑記

いち楽天イーグルスファンの独り言...

ルーキー近藤弘樹がグッジョブ。初勝利とはならなかったが、ドラ1ピッチャーとして十分合格点の内容だったね。

ルーキー近藤弘樹がグッドジョブ

  • E3−2M

昨日のイーグルス。ところどころバタバタした展開もあったけど、珍しいwプレーを2つも決めて大きなピンチを切り抜け接戦をモノにした。近藤に勝ち星はつかなかったが、良いゲームだったと思う。

その近藤弘樹だけど、いい仕事をした。6回被安打3、四死球0の1失点は立派である。球数も71球だったから7回も十分に行けたと思うが、7回に1点リードで勝ち投手の権利を持って、最初のプランどおりという松井裕樹にスイッチした。

近藤弘樹の印象

近藤は落ち着いてた。四死球0が示すとおり制球が安定していたし、ときどき嶋のサインに首をふるシーンもあった、バッターとしっかり対峙していた印象である。ゲームの雰囲気に呑まれている様子もなかった。味方が先制した場面で顔に緊張の走る若手ピッチャーをときどき見かけるが、近藤は手を叩いて喜んでいた。

近藤に対する私の印象としては、真面目なタイプだとは思うが、意外と天然の性格で、緊張して力が発揮できないというタイプではないという気がする。今のイーグルスでは美馬なんかに似た印象ではないか。大きな舞台で力を発揮するタイプのピッチャーと見たw。

1軍に来てからリリーフで何度か登板していたが、本人はゲーム前に「場数を踏めたのでだいぶ慣れてきた」というようなコメントを出していたようだ。リリーフでの連投の後に岸の急な離脱で緊急登板したりとドラ1にしては無茶な使われ方もしたけれど、見た目どおり身体は頑丈そうである。無茶振りな起用を自分の肥やしにする逞しさも魅力である。
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ドラ1ピッチャとしてまともで良かったw

近藤がドラ1だったときは正直「どこの馬の骨」かと思ったが、これは良い指名をしたのかもしれない。イーグルスの過去のドラ1ピッチャーではかなりまともな方だと思う。

なんと言っても過去のドラ1投手で現在の先発ローテに名前があるのは2017の近藤弘樹(まだどうなるか分からないが、今回の出来なら大丈夫)と2016の藤平尚真と来て、次に来るのが2010の塩見貴洋だもんなあ。*1
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近藤の初勝利を消した男

近藤はグッジョブだったが、その後を受けた松井裕樹が誤算だったね。近藤の初勝利を消してしまった。

おそらく近藤の初勝利を一番願っていたのは松井裕樹だったと思う。だから力んじゃった。近藤の初勝利を(自分が)消すわけにはいかない...、なってことを考えてしまったからランナーを3塁に置いてワイルドピッチなんてことになる。キャッチャーよりだいぶ手前にワンバウンドさせる暴投だった。あれでは捕れなかった嶋を責めるわけにはいかない。これで3塁ランナーが還り同点。

ベンチに戻る松井裕樹をカメラが追っていたけど、ベンチで出迎えて一番最初に声を掛けていたのが近藤だったね。年齢は松井裕の方が近藤よりも一つ下のはず。それでもプロの水は松井裕の方が長く飲んでいるし、年俸だってかなり上である。松井裕は相当悔しかったに違いない。

近藤から松井裕へ貸し一つ、返済期限は今シーズン中ということで...w。

勝利へ導いたwプレー

勝利へ導いたのは近藤の好投だけではなかった。もちろんヒロイン枡田の決勝点に繋がるヒットもそうだけど、大きな2つのピンチを救ったのが2つのwプレーだった。

一つ目のwプレーは同点で迎えた8回表の守り。1アウトランナー3塁の場面で9番加藤が1塁ゴロを打つ。これを捕った今江が飛び出した3塁ランナー田村を3塁側へ追いウィーラーへトスしてタッチアウトにすると、ウィーラーはそのボールを2塁へ送球、ランダウンプレーの間に2塁を回っていたバッターランナーの加藤をタッチアウトにした。このとき2塁へ入っていたのがセンターの田中である。ランナーの加藤は2塁ベースにだれもいないことを確認してベースランしていたが、まさかのセンター田中が2塁へ入ってきたのである。カズキお見事!。

二つ目のwプレーはイーグルスが1点リードで迎えた9回表の守り。守護神ハーマンが珍しくビビリのピッチングで四死球で1アウト満塁にしてしまった。ここで迎えたバッター角中が打ったファーストゴロをファーストの銀次が捕球し1塁ベースを踏んでバックホーム、ゲッツー成立でゲームセットだった。

ハーマンの喜びようったらなかったね。

ファーストゴロは決してイージーなものではなかった。GGの銀次ならではのゲッツーだったと思う。

ラッキーなゲーム展開に助けられた今回のゲームで一番ついていなかったのは、やはり初勝利にならなかった近藤だろう。でも、彼のグッジョブは皆が認めるところである。本人の自信にもなったはずだ。岸の状態によってはどこで先発するか分からないが、近藤の初勝利は目前だと思うぞ。

*1:ちなみに間に入るのは2014安楽智大、2013松井裕樹、2012森雄大、2011武藤好貴となるが、武藤なんか既に引退しているし。次に来る現役は2009戸村健次