せんだい雑記

いち楽天イーグルスファンの独り言...

松井裕樹のリリーフが成功するかどうかはココで分かる。

あれ?前の松井裕樹に戻っちゃったか...

  • L6−3E

1点リードで迎えた8回裏、青山の後を受けたのは松井裕樹だった。
青山→松井裕→ハーマンはこれ以上ない勝利の方程式のはずだったが、出す順番を間違ってしまったか、導き出された答はマイナスになってしまったね。

松井裕→青山→ハーマンが正解だったかも。
先頭を出しちゃったのが悪かった。松井裕の悪いときの兆候である。あれで復調前の松井裕がムクムクと頭をもたげてきてしまった。実にデリケートな心理戦がゲームとは別に松井裕の頭の中で展開されていたのだと思う。

直前の回の嶋の走塁ミスもこの展開を示唆していたね、今から思えばw。結果論になってしまうけど、あれでみんなの頭の中に嫌な予感が過ぎったはずである。あの嫌な流れの中でもきっちり仕事をするのが本来の松井裕のはずなんだが、そこまでの状態にはなっていなかったということだ。

それでも先頭さえピシャリと抑えてさえいれば、展開はきっと違っていたはずである。松井裕の場合、ボール自体の問題ではない。微妙な流れの問題、テンポの問題である。先頭を出すと止まらなくなるんだよなあ...。何かに操られるかのように甘いところへ投げ出すのである。

先頭打者を出さない意識

抜群の安定感を見せている現守護神・ハーマンが脅威の活躍を見せている要因に「先頭打者を出さない意識」の徹底を上げていた。ハーマンが先頭打者にこだわるのは「バントやエンドランなどの攻撃の作戦を封じる」ためだが、今の松井裕の場合は自分の気持ちを乗せていくためである。

先頭打者を討ち取ることで、「今日は行ける(大丈夫)」となれるのである。
反対に先頭打者を出してしまうと、ダメダメなときの自分を思い出してしまう。スイッチが入って自滅のイメージを展開するのである。

この辺のキッカケ(スイッチ)は則本が「初回に先制」されたり、「味方の得点の後の失点」したときと同じである。

先頭を出さない、初回に先制されない、味方の得点の後の失点をしない、...は松井裕や則本に限らずどの投手にも共通した駄目なピッチングの代表例じゃないかと思うかもしれない。

ところが違う。

どの投手にも共通した駄目ピッチングが松井裕、則本クラスの投手に出てしまうこと事態が異常なのである。「あれ?、俺っていつものオレじゃないよね」と自信が揺らいでくるのである。

先頭打者を出しても無失点で切り抜ける。この展開を何度か繰り返し経験しないことには松井裕の復調は不完全のままである。先頭を出した途端にいつもの自分でなくなってしまう今の状態はまだまだ復調途上なのである。

松井裕樹は振り出しへ

ライオン相手にまさかの3連勝とはいかなかった。後半戦の6連勝もあり得るかな、と思っていたけど野球は、というかライオンはそこまで甘くはなかったね。

ここ数試合の松井裕の登板のタイミングは6回から始まり8回まで来たところで失敗....。また6回あたり(振り出し)に戻ってやり直しということだね。何回でも振り出しに戻って繰り返し経験すれば良いかもね。そしていずれは9回のマウンドに立つ日がやってくるはず。その日が来ないと困るよね、きっと。

で、そこでこの双六は「あがり」である。松井裕樹が本物の守護神になるための双六は始まったばかりという感じになってきた。