せんだい雑記

いち楽天イーグルスファンの独り言...

ライオンハンターの塩見貴洋、どこがどう変わったのか考えてみた。

塩見が6年ぶりの完投

  • L2−7E

先発の塩見が6年ぶりの完投で2勝目。今やすっかりライオンハンターの塩見、しかもイーグルス打線の天敵だった菊池雄星相手だと特にその力を発揮する貴重な存在である。

そんな塩見が完投でベンチに引き上げる時に平石代行とハイタッチする瞬間に見せた表情が印象的だった。「しかめっ面」だったのである。そんな塩見を笑顔で出迎える平石監督との2ショット。9回の裏の2失点に対する2人の思いが出ていて面白かっった。

あのゴロを捕ってさえいれば...

9回裏、ここを無失点に抑えれば完封という場面である。先頭の浅村の当たりはなんでもないピッチャーゴロに見えたが、あまりに簡単なゴロで「完封」の2文字が目の前を過ぎったか、ボールは塩見のグラブの横をするりと抜けていってしまった。これをバックアップした三好も上手く処理できずにヒットにしてしまう。先頭打者が塁に出た。

不吉な予感がした。あれが1、2点差であったらこのゲームはどうなっていたか分からない。案の定、続く山川、外崎に連打されあっさり1失点、完封は消えた。そして次の中村を併殺打に討ち取っている間にさらに1失点、結局2失点でゲームセットとなった。

平石代行も後でコメントしていたように、浅村のピッチャーゴロをアウトにしていれば「完封」だったろう。塩見が「しかめっ面」をし、平石代行が笑って出迎えた意味は、そういうことだった。

塩見のナイスピッチングの評価は変らない

それでも今回の塩見のピッチングの評価はまったく変らない。立派なものである。

ここのところ塩見の上手いピッチングが安定している。これまでの塩見とどこがどう変わったのか。印象的なところを上げてみた。

  • ストライク先行の攻めのピッチング(この日の四死球は0である。)

  • 低めにコントロールされた抜群の制球

  • 大きな変化球を使った緩急自在のピッチング

こうやってみると、これまでの塩見とどこも変わっていない。ただ塩見の良いところが全部揃っていたというだけだ。つまり「全部揃っていた」ところが今までの塩見との違いである。

それが「続いている」ところも素晴らしい。

今シーズンの塩見は6試合投げて2勝。防御率3.32、勝率.667はいずれも岸に次いでチーム2位の成績である。しかも2勝はいずれも天敵ライオン相手だから価値が(ものすご~く)高い。

失礼な話、塩見のここまでの好投は、則本と美馬が想定外のピッチングをしているのと対称的である。則本、美馬の穴を塩見と辛島が埋めているような感じで回っている気がする。岸、則本、美馬の3本柱に塩見、辛島とオンされて5本柱とならないところが野球の不思議なところでもあるw。

さぁ、5連勝と行きましょうか

攻撃では相変わらず今江の活躍が目立っている。すっかり4番に定着しているし、定着しているだけの活躍を毎回見せてくれるのがうれしい。ナオトも古巣相手に渋い活躍で、この2人のベテランの活躍が今回のライオン戦の行方を決めたと言っても過言ではない。

さて、最後の最後に余計な2失点となってしまい、勿体なかった感じもあるけれど、中継ぎピッチャーを一人も使わずに済んだのだから、今日の第2戦には大きなプラス材料である。

今日の先発は、前回と同じく岸と今井の投げ合い。ライオンの新旧11番の対決である。過去の実績に関係なくその日の調子によって早いピッチャー交代でゲームを作っていくのが最近の平石流である。

岸に限って7回未満という展開は考えづらいけど、休養十分の中継ぎ陣が控えているのでそこらへんは気持ちに余裕を持った采配ができそうである。その余裕が更に良い展開へと繋がっていくのがゲームの面白いところ。このまま5連勝と行きたい。