せんだい雑記

いち楽天イーグルスファンの独り言...

平石監督代行が則本昂大を5回で代えた理由について考えてみた。

則本の変化

  • M2-3E

後半戦の開幕ゲーム、先発は則本だった。相手の先発は涌井だったから、一見エース対決という開幕ゲームに相応しい顔ぶれで始まった。中身も投手戦になった。

涌井は7回まで投げた。則本だって7回まで投げて良かった。余裕は十分にあった。ところが平石代行は則本を5回で降板させた。5回3安打1失点、球数は72球である。

則本に何かアクシデントがあったのか。いや、そうではない。

たしかに則本のこの日のピッチングにはこれまでのピッチングには見られない変化があった。

  • 変化球が多かった。
  • 球速も抑え気味でコントロール重視の丁寧なピッチングだった。
  • 緩急をつけて打たせて取るピッチングだった。

相手先発の涌井と則本がダブって見えたくらい技巧派のピッチングを見せていた。則本にもこんなピッチングができる。前半戦の則本と違った靭やかな強さを感じながら観戦していた。4回には井上に先制のホームランを許してしまったけれど、バタバタする雰囲気はなかった。則本は良い意味でのイメチェンをしようとしているように見えた。あれこそが大人のピッチングである。

平石代行の則本再生

それなら何故、平石代行は5回で則本を代えたのか。

病み上がりの則本の(心の)負担を軽くしてやったのではないかと思う。身体的な故障であれば、休養は十分あったはずである。しかし、則本の場合は「心の故障」だった。なので、先発として最低限の仕事をしたところで今回はOKを出してやったのである。ソフトランディング、成功体験を積ませて徐々にイニングを延ばしていく起用法ではなかったか。

則本に対する負担はこれまで大きすぎた。別格のエースという扱いで則本は壊れてしまったのである。今回の最短降板は平石代行の「則本再生」に対する本気度の現れである。

島井の「足のスペシャリスト」もそろそろ限界では?

さて、ゲームはシーソーゲームの末、イーグルスが勝ち抜いた。9回に枡田のソロホームランで同点にしたのは出来すぎだ。その前に足のスペシャリスト島井が例によって盗塁失敗になったのが勿体なかった。言ってはなんだが、島井は本当に「足のスペシャリスト」なのか。たしかに50メートル走のタイムは速いかもしれないが、盗塁にはタイミングの良さとか勘の良さとか足の速さとは別の要素の働く余地が結構大きいのではないか、そんな気がする。

島井の盗塁の数は4つ、チーム内では田中、茂木、島内に次いで第4位の数である。ちょっと物足りない。10回裏の福浦のライトフライの対応も気になった。センターの田中が追いすぎたこともあるが、あれはライト島井が捕球できたフライではなかったか。福浦の当たりは2ベースになった。オコエが1軍へ復帰すれば島井は2軍行きだろう。

ま、これ以上は言うまい。島井がアウトにならなければ、10回の三好の3ベースは見られなかったかもしれないのだ。三好を返した島内がヒロインだった。後半戦のスタートは良い形で入れたのではないかと思う。