せんだい雑記

いち楽天イーグルスファンの独り言...

平石カラー、嶋基宏の盗塁阻止率

則本、松井、福山の3投手が似た感じになっていることについて

リーグ戦初陣は黒星スタート

  • E 7−8F

新生・平石イーグルスにとってはリーグ戦の初戦だった。結果は上のスコアのとおり黒星だった。ただ、以前のようなズルズル感はなくて結構しぶとく食い下がっていたように思う。

最後の投手リレーを見ると、明らかに選手層に違いがあった。延長12回裏、ファイターズの最後に出てきたピッチャーにイーグルスのバッターは三者連続三振。井口とかいうピッチャーだけど、こんなのがまだ残っていたの?みたいな...。完璧なピッチングだったね。

森雄大のこと

今日のゲームは先発の辛島が2アウトまで取ったところで、3番近藤の打球を利き手の左手に当ててしまい急きょ降板するというアクシデントから始まった。

辛島の後を受けたのが森雄大。ここで「困ったときのトム(戸村)」でも出てきたら希望はあったが、今は森雄大がロングリリーフ担当である。これは初回表でほぼゲームの行方は見えたような気がしていたが、初回こそ2失点と苦しんだものの、そのあとはどうにかこうにか投げ続けてなんとか5回を3点にまとめた。初回の2失点がいかにも勿体なかったが、2回以降は修正してきたし、緊急登板だったことを考えれば、森雄大にしては上出来の部類だったと思う。

この人の課題はボール先行のピッチングを修正することに尽きる。普通にストライクゾーンで空振りを獲れるボールがあるのに、自分でカウントを悪くしてはストレートを狙い打ちされるパターンである。

制球に苦しんでいる時点でバッターではなく自分との戦いに力の半分以上を注いでいるわけで、残りの半分未満の力でバッターと対峙しようなどというのは10年早いレベルなのである。

それでも以前の森雄大に比べればだいぶ落ち着いたピッチングになってきたように思う。以前は持っている力の8割くらいを自分との戦いに振り向けていた印象だ。「落ち着け落ち着け」「ストライク、ストライク」マウンド上で独り自分と闘っていた。

それに比べれば約半分の力はバッターに向けられるようになっただけマシである。半分の力で5回3失点と考えれば、やはり潜在能力は高いと思うのである。100%とは言わないけれど、早く80%くらいの力をバッターに向けられるくらいの大人のピッチャーになってほしい。

銀次が別人、サブの誤算

さて、話をゲームに戻す。森雄大が初回に失った2点を、その裏すぐに田中、茂木の1、2番コンビが取り返す。田中が出塁、茂木の2ランという理想形である。

その後、ファイターズに2点追加されるも、6回に銀次の2ランが飛び出し、再び同点に。

そして7回には銀次の勝越しタイムリーを含む3点を追加し逆転、3点リードにした。ここらへんの巻き返しに平石イーグルスの勢いを感じたものである。それにしても平石監督代行になってから銀次が別人のようになっている。とにかく明るい。結果が出ているから明るいのか、明るくなったから結果が出ているのか、いずれにしても平石監督代行になって一番輝いている選手が銀次である。

ところが3点リードで迎えた8回表のマウンドに上がったサブちゃんが連打でランナーをためたあとにまさかまさかの3ランでたちまち同点にされてしまった。なんだろうね。3点リードで8回サブ、9回ハーマンはガチガチの必勝リレーのはずが脆くも不成立。

1軍に戻ってきたから喜んでいたけど、やっぱり昨シーズンのサブではない。どこか不安げで危なかっしい。2軍に落ちる直前のマツも同じような印象があったし、最近のノリもそっくり重なるイメージのときがある。原因はそれぞれだと思うが、事態の深刻さは一緒である。佐藤ヨシコーチの腕の見せ所という気もするが、コーチのアドバイス以前の問題のような気がしないでもない。

延長戦へ

で、延長線へ。
残っているピッチャーは高梨と小野。高梨が当然10回、11回と投げたが、味方が追加点を上げられず12回の攻防へ。12回表のマウンドへあがったのは最後に残っていた小野。

ハッキリ言って小野は緊迫した展開でマウンドを任せられるレベルのピッチャーではない。ま、小野しか残っていなかったからしょうがないけど。そもそも彼が1軍にいる意味が分からない。もっとほかに投げさせてワクワクするような楽しみなピッチャーはいないのだろうか。例えば今野にはその雰囲気があった。やはりバッターに向かっていく姿勢が伝わってくるピッチャーでないとなあ。

平石カラー、嶋の盗塁阻止率

平石カラー

今日からリーグ戦に戻るのだね。平石カラーがどんな風に出てくるか、そんな視点で観戦したい。ネット記事を読んでいたら、あっ、これも平石カラーかな、そんな記事がいくつかあったので書いておく。

最初のカードはファイターズ戦、先発は辛島だった。ネット記事にもあったように中7日空いた岸でも良かったわけだけど、平石代行は辛島を持ってきた。岸の疲労をとるということも含めて色々と考えた末の起用だとコメントしていたが、この先、このローテがどんな結果に展開していくか楽しみである。

打順も「できるだけ固定したい」というのが平石代行の意向である。中でも「1番・田中、2番・茂木」の打順は鉄板にしたいはず。あとはアマダーをどこに入れてくるか、平石カラーの出しどころのような気がする。

嶋の盗塁阻止率

最近、嶋がセカンド送球で盗塁を阻止する場面をよく見るなあと思っていたら、今シーズンの通算阻止率が3割を越えているらしい。なんでも、嶋の盗塁阻止率3割は日本一になった2013シーズンが最後であったらしいから、それ以降のシーズンは3割を切っていたことになる。打者と一緒で、一流のキャッチャーのラインが3割だそうだから、嶋は少し前まで並のキャッチャーだったことになるw。

たしかに昨シーズンまでの嶋のセカンド送球のイメージは、サイドスローからの緩い送球で楽々セーフにしているなあというものだった。嶋は現在33歳、地肩が強くなるはずはない。記事には、補給してから送球するまでの動作を素早くするのと、野手がランナーにタッチしやすいところへ正確にボールを投げることを意識しているとあった。

つまり年齢的な肩の衰えを技術でカバーするようになったというのである。これまでの練習の成果がようやく出始めたということなのだろうか?。このタイミングで阻止率が上がったことが正直不思議だったりする。ただ、もっと早くこのレベルに出来なかったのか?、とは言うまいw。

強いリーダーシップ、勝負強いバッティング、盗塁阻止率3割、しばらくは嶋の時代が続くような気配である。嬉しいような淋しいような、複雑な心境である。