せんだい雑記

いち楽天イーグルスファンの独り言...

セ・リーグルールと梨田采配について

ノリらしいゲーム展開

  • C2−1E

実にノリらしいゲーム展開だった。

援護なし、悲劇のエース、熱投報われず、極端になると「エースを見殺し」なんてのもありそう。そんな「(いつもの)則本がかわいそう」的なコメントが聴こえてきそうである。最近では監督まで「(則本が)かわいそう」コメントを出す始末。

不思議とノリが投げるとこういうゲーム展開になるが、果たしてノリは本当に悲劇のエースなのだろうか。

ノリと岸の印象の違い

結論から先にいうと私はそうは思わない。これまた私はいつもノリに対して批判的なのだが、それはノリの失点の仕方がいつも同じパターンのような気がするからである。最終的な失点の「数値」こそ先発としては文句のない結果になるのは良いんだけど、その失点の仕方がいつも良くない。

いきなり初回の失点(先制点を許す)であるとか、投手戦の均衡を破る失点であるとか、味方が先制してもすぐその裏に吐き出す失点であるとか、ノリにはそんな失点のイメージがある。長いイニングを投げてくれるという点ではエースとして申し分のない働きなんだけど、「ノリが投げているから大丈夫」的な信頼感があまり感じられない。逆に「ノリだから何があるか分からない」みたいな不安が今のチームにはあるような気がする。岸との印象の違いである。それが今回も現実になった。

セ・リーグルールと梨田采配

今回も最終的に8回5安打2失点はエースとしてまったく恥ずかしくない数字である。

それにノリにとっては酷な面もあった。直前の表の回には打席が回って最後の打者となった。準備する間もなくマウンドへ行ってすぐに4番と対峙した格好である。その前の攻撃では四球で出塁、30度近いグランドで走者になる場面もあった。パ・リーグではあり得ない展開だった。

この点、ベンチの采配はどうだったろう。7回表に先制したあと、2アウト2、3塁でノリを打席へ送った判断である。結局、ベンチは「代打を送って追加点を獲って必勝リレーで逃げ切れる可能性」よりも「ノリが1点を守り切る可能性」の方が高いと判断したわけだ。

いや、上の2つの可能性だったらどちらも同じくらいと判断していたかもしれない。ただ、梨田さんがエースに対する監督としての起用法(信頼)にこだわっただけである。梨田さんは「ノリと岸は別格」采配をやり通したのである。

仁志さんのコメントが痛かった

ところが、結果は裏目に出てしまった。ノリは自分の悪いイメージを変えることができなかった。絶対的なエースの信頼を示すことができなかった。12球団最低の攻撃陣がようやく先制した裏の回の失点。しかも、同点ではなく、いきなりの逆転だった...。

テレビの解説者で出ていた仁志さんが8回のマウンドに上がったノリのピッチングを見て「エースのこの姿を見て野手が何も感じないとしたらこれは問題ですよ...。」みたいなコメントをしていたが、かなり痛いコメントだった。

野手の言い分?

野手にしてみたら「(ノリは)やっぱりこうなるか...」「ようやく取った先制点をすぐに吐き出しやがって...」とは思っていなかっただろうか...。

結局9回表に野手の反撃はなくゲームセットになった。

【今シーズンの則本昂大の成績(6月9日終了時点)】
4勝6敗、防御率3.59