せんだい雑記

いち楽天イーグルスファンの独り言...

ハーマンを知らないことが勝敗を分けた

岸の凄み

  • G4-5E

先発の岸は8回6安打4失点。防御率1点台、5月の月刊MVP獲得の岸にしては少し点を取られすぎた。ホームラン2本がソロだったことに救われた印象もある。

しかし、岸の凄みは8回2アウト2塁で迎えた4番岡本との対戦で存分に示された。あの時点で120球を越えていた。前のゲレーロを主審の辛いジャッジもあって四球としてしまったあとの4番である。並の投手なら挫けていただろう。

3ボール0ストライクから3つ続けたストレート、見逃し三振に討ち取った最後のストレートが特に素晴らしかった。岸だからあれができる、そんなシーンだった。

岸が「注意したいバッター」として唯一名前を上げていたという岡本。その岡本から3三振はさすがである。

9回はハーマンだった。ちなみに松井裕は2軍落ちした。実績のある選手には寛大な梨田さんだけど、思い切った決断をしたものである。

ハーマンの賭けが吉と出た

そのハーマンだが、1点リードでマウンドを託すにはやや心もとない。
案の定、先頭の阿部にストレートの四球で早速自分の首を締め始めた。そして亀井がバント。ピッチャー前に転がった打球をハーマンが処理したが、ファーストではなくまさかの2塁へ送球。で、これがアウトになり流れは変わった。

ハーマンは変なところが強気というか大胆だった。あのプレーが自らの四球でGへ行きかけた流れを再度こちらへ引き寄せた。あれがセーフだったらきっと逆転されていた。ハーマンの賭けが吉と出た瞬間である。

ま、ハーマンの賭けが吉と出たというよりは、明らかなGの攻めミスである。ハーマンのことを知らなすぎ。

解説者もコメントしていたけれど、亀井はあそこでバントを急ぐ必要はなかった。ストライクバントを徹底してもっとじっくり攻めていればハーマンはおそらく自滅していた。連続四球で0アウト1、2塁になる展開だった。

ハーマンの正体をセ・リーグは知らない?

1点差でハーマンは必勝リレーではない。「逆転(される)リレー」である。2点差なら「普通のリレー」、少なくとも「必勝リレー」と言うには3点差はほしいところだ。「1点差でハーマン」はイーグルスが最も脆いパターンの一つである。セ・リーグの各チームはまだそれを知らない?。

次の陽をショートゴロに、マギーをセカンドフライに討ち取ってゲームセットだった。ショートゴロは三好のファインプレー(送球)もあった。これもハーマンが手繰り寄せた展開である。

イーグルスはこれでようやく交流戦2勝目、そして(交流戦)初のカード勝ち越しである。何度もあるとは思えない。今のうちに言っておく「わしほー」。